2015年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン

ボトルが宙を舞った!スタジアムでホールインワンを決めたのは?

2015年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン 3日目  TPCスコッツデール 16番ホール
フランチェスコ・モリナリがホールイワンを達成し、ボールを投げ込んだスタンドは大騒ぎ

トーナメントウィークに例年50万人のギャラリーを動員する「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」。会場のTPCスコッツデールの名物ホールは、1万5000人以上を飲み込む巨大スタンドがそびえる16番(パー3)だ。2015年大会の3日目。ここで、ホールインワンが生まれた。

達成したのはイタリアのフランチェスコ・モリナリ。この日はティグラウンドが通常の163ydから前に出され、ピンまでの実測は134yd。PWで放ったショットはカップの右手前でファーストバウンド、どよめきが大きくなるままに、ボールはフック軌道のバックスピンを描いてカップに消えた。

爆発音のような大声援はコース中に響き渡り、このスタジアムホールでは客席から多くのコップやボトルが投げ込まれた。「(同組の)ブライアン・デービスがプレーしなくちゃいけなかったんだ。スタッフがゴミ拾いをして、バンカーも整備する間、彼は待たなければならなかった」と苦笑いしたモリナリ。

それでも人生3度目のエースに「特別なものになった。あんな(周囲の)リアクションは普段のゴルフじゃ絶対に見られないだろう」「初めてのホールインワンは、マレーシアで午前7時15分、誰もいないところで決めた。きょうとは正反対」「ライダーカップもすごい声援があるけど、グリーンにボトルなんかが投げ込まれることはないよ」と“異空間”でのミラクルを噛みしめた。

1997年にウッズが同じ16番で決めたホールインワンも、もちろん知っている。「ライブじゃなかったけれど、何度も映像を見たことがあるよ。当時はまだスタンドで囲まれていなかったけれど、ギャラリーの反応はよく似ていたと思うんだ」。名物ホールの歴史の新たな1ページを作ったことを感慨深そうに語った。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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