ピンチをしのぎ、我慢のゴルフで上位争いに食い下がった松山英樹

ノースカロライナ州にあるパインハーストNo.2で行われている今季米メジャー第2戦「全米オープン」2日目、首位と4打差の1アンダー6位タイから出た松山英樹は2バーディ、3ボギーの「71」（パー70）で回り、通算イーブンパーでホールアウトした。首位に立っているのは通算10アンダーのマーティン・カイマー（ドイツ）。松山はホールアウト時点で14位タイ。カイマーとの10打差を追って、決勝ラウンドへと進出した。

前半の3番、9番（パー3）と2バーディを奪ってトップ5に名を連ねて折り返した松山だが、第2打がグリーンの裾から転がり落ち、3打目を寄せ切れなかった13番でボギー。前日より15ヤード伸び532ヤードとなった16番はバンカーからの第2打がアゴに当たって2日連続のボギー。最終18番でも2打目でグリーンを捕えられずにボギーを叩き、スタート時より1ストローク落としてホールアウトした。

松山は初出場で10位タイに入った昨年に続いての予選突破。第2ラウンド終了時点で上位60位タイまでが決勝ラウンドへと進出できる。