◎ワールドランキング（2014年度 第7週）

1999年から始まった「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」は、タイガー・ウッズ、アダム・スコット、そしてフィル・ミケルソンなどがエントリーせずに不在だったが、連日熱戦が続き、近年にない盛り上がりをみせていた。オーストラリア出身のジェイソン・デイが決勝戦でフランスの新鋭ビクトル・デュビッソンを延長5ホール目となる23ホール目で破り、初の世界ゴルフ選手権のタイトルを獲得した。世界ランキングポイント72点を獲得した26歳のデイは、前週の11位から一気に自己最高順位となる4位にジャンプアップ。今回の準優勝で秋に行われる「ライダーカップ」の初出場も濃厚にした23歳のデュビッソンは、前週比7ランクアップの23位と上昇している。

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日本から唯一参戦した松山英樹は、1回戦で過去世界ランク1位に輝いたことがあるマーティン・カイマー（ドイツ）を2アンド1で下したものの、2回戦で北アイルランドのグレーム・マクドウェルに1ダウンの惜敗で3回戦進出はならなかった。2回戦敗退の9位タイ（世界ランクポイント8.415点）という成績を残した松山の世界ランクは、前週と変わらず22位をキープ。今週のフロリダ州開催の「ザ・ホンダクラシック」には、松山英樹と石川遼（世界ランク80位）が参戦する。石川は今週上位に入り、大会終了後の世界ランクで50位まで順位を上げることができれば、翌週の「WGCキャデラック選手権」に出場することができる。（松山は昨年の日本ツアー賞金王と世界ランク50位以内の枠で出場資格を持っている）

選手名／先週の試合結果／世界ランキング（前週比）
1位／タイガー・ウッズ（アメリカ）／出場せず オープンウィーク／変動なし
2位／アダム・スコット（オーストラリア）／出場せず オープンウィーク／変動なし
3位／ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 2回戦敗退 9位／変動なし
4位／ジェイソン・デイ（オーストラリア）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 優勝／7ランクアップ
5位／フィル・ミケルソン（アメリカ）／出場せず オープンウィーク／1ランクダウン
6位／ジャスティン・ローズ（イングランド）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 2回戦敗退 9位／1ランクダウン
7位／ザック・ジョンソン（アメリカ）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 1回戦敗退 17位／1ランクダウン
8位／ロリー・マキロイ（北アイルランド）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 2回戦敗退 9位／1ランクダウン
9位／セルヒオ・ガルシア（スペイン）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 出場せず 準々決勝敗退 5位／1ランクダウン
10位／ダスティン・ジョンソン（アメリカ）／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 1回戦敗退 17位／2ランクダウン

★ 主な日本人選手は以下の通り

世界ランク／順位選手名／前週の試合結果／前週との比較
22位／松山英樹／WGC アクセンチュアマッチプレー選手権 2回戦敗退、9位／変動なし
76位／小田孔明／出場せず オープンウィーク／変動なし
80位／石川遼／出場せず オープンウィーク／変動なし
89位／片山晋呉／出場せず オープンウィーク ／変動なし
104位／谷原秀人／出場せず オープンウィーク ／1ランクダウン
143位／池田勇太／出場せず オープンウィーク ／4ランクダウン
151位／藤本佳則／出場せず オープンウィーク／変動なし
177位／藤田寛之／出場せず オープンウィーク／1ランクダウン
185位／小林正則／出場せず オープンウィーク／1ランクダウン
189位／川村昌弘／出場せず オープンウィーク／1ランクアップ
197位／宮里優作／出場せず オープンウィーク／1ランクアップ
212位／薗田峻輔／出場せず オープンウィーク／変動なし
213位／山下和宏／ 出場せず オープンウィーク／変動なし
238位／小平智／出場せず オープンウィーク／2ランクダウン
240位／近藤共弘／出場せず オープンウィーク／5ランクダウン
260位／武藤俊憲／出場せず オープンウィーク／2ランクダウン
275位／上井邦浩／出場せず オープンウィーク／5ランクダウン
279位／河野祐輝／出場せず オープンウィーク／変動なし
283位／平塚哲二／出場せず オープンウィーク／変動なし
290位／谷口徹／出場せず オープンウィーク／8ランクダウン