首位と5打差の7位につけた石川は、「今日は今日でよし！」と勝負の最終日へ視線を向けた

米国カリフォルニア州サンマーティンにあるコルドバレーGCで行われている「フライズドットコムオープン」の3日目、通算6アンダーの11位タイからスタートした石川遼と松山英樹の2人は「67」、「68」（パー71）とそれぞれスコアを伸ばすことに成功した。

先にスタートした石川は、序盤からバーディを積み重ね2つスコアを伸ばしてハーフターン。迎えた10番では、残り100ヤードを直接カップに放り込みイーグルを奪った。その後、2連続ボギーとするも、終盤再び2つのバーディを取り返して、通算10アンダーでホールアウトした。「最低限スコアを伸ばすことができて、順位を落とさずに終われた。今日は今日でよし」と、首位と5打差の7位タイで迎える最終日へ早くも視線を向けた。

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グリーン上でストレスのたまる1日となった松山英樹はこの表情

一方の松山は、序盤からチャンスにつけるもパットがことごとくカップに嫌われた。

この日のパット数は「34」。グリーン上で苦しみながらも、4バーディ1ボギーと3つスコアを伸ばし、通算9アンダーの12位タイで上位戦線には踏みとどまった。ホールアウト後は「ストレスの溜まるラウンドでした」と怒りを押し殺した表情。それでも、ドライバーショットの復調傾向は最終日へ向けて好材料だ。

首位は通算15アンダーのブルックス・ケプカ。2打差の2位タイにジョージ･マクニールとジェイソン・コクラックが続いている。