米国ジョージア州で開催されている「マスターズ」の2日目。1アンダー23位タイからスタートした石川遼はノーバーディ、5ボギーの「77」と崩れ、通算4オーバーに落としてホールアウトした。

午後から強まりをみせた風により全体的にスコアが停滞する中、午後1時24分にスタートした石川はスタートホールの1番を3パットとし、連日のボギー発進。5番もアプローチを寄せきれずにボギーとし、通算1オーバーで前半を折り返す。

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15番（パー5）でもボギーを叩きじりじりとカットラインが背後に迫る中、17番（パー3）では再びの3パットボギー、さらに最終18番もティショットを右の林に打ち込み、1.5メートル下りのパーパットを外して連続ボギー。「昨日の雨でグリーンが軟らかかったこともあったけど、タッチが弱めで最後まで合わなかった」と、グリーン上で苦しむ展開に終始した。

予選カットラインは上位50位タイ、もしくは首位から10打差以内まで。石川のホールアウト時点の順位は54位タイ、首位のスコアは5アンダーとなっており、決勝ラウンド進出は後続組の結果に委ねられることになった。一方、藤田寛之は「85」を叩き、巻き返しは叶わず予選落ちが決定的となっている。