ポール・マギンリーの優勝を決めたパットが入った瞬間から、お祭りムードになった欧州チーム。お約束のシャンパン掛けのあと閉会式で両キャプテンの「締めの言葉」が言い渡された。

カーチス・ストレンジ
「我々は今回のライダーカップで本来のスポーツマンシップにのっとった素晴らしいゴルフの祭典を実現させようと目指してきた。まるで戦争のようになってしまっていた行き過ぎの対立関係をなんとか修復し、ゴルフの素晴らしさを正しく世界にアピールしようと。この点においては、両チームとも勝者だと思う。古き良き友人のトーランス、素晴らしいあなたのチームに心から祝福の言葉を送ります。おめでとう」

サム・トーランス
「僕は多くの方々にお礼を言いたいのですが、それは個人的に言います。でもこの場を借りて3つだけは言わせてください。まずは僕を支えてくれた妻と家族。そして、最高の観戦をしてくださったギャラリーのみなさん。どちらのチームにもフェアに応援してくださいました。その精神がこの大会には必要なのです。そして最後に誰よりも優勝したこの素晴らしいチームの全員に心からお礼を言います」