米国男子ツアー

選手インタビュー:ライダーカップはなんで特別?

2002/09/27 09:00

サム・トーランス
「ライダーカップ初出場が決まった友人に、どんな気分だ? と聞かれたけど本当にこの大会は特別で出たものしか分からないんだ。僕も彼もすでに父親だったから子供を授かった事のない人に子供を持つ親の気持ちを説明するようなものだと言ってやったんだ」

デビッド・トムズ
「到着した晩にみんなで食事して、夜寝る前に妻にいったんだ。素晴らしい気分だって。このメンバーに選ばれるだけのことを努力してきて良かったとね。そして、練習ラウンドでミケルソンやデュバルやラブIIIという世界のトップと同じユニフォームを着て同じ星条旗カラーのキャディバッグをもってチームメイトとして参加できている実感を味わったときに本当に喜びを感じた。」

フィリップ・プライス
「多分僕のゴルフキャリアを振り返った時にこのライダーカップに欧州の代表として参戦できたことを誇りに思うだろう。今週は楽しんでいる暇なんてない。きっと緊張の連続だ。でもどれだけ精神的に疲れても勝つためならなんでもするよ。」

デービス・ラブIII
「ルーキーたちはこの大会の持つ雰囲気に圧倒されるだろね。彼らが自分たちを見失わないように経験者が一緒にペアを組むことが多いんだ。ルーキー同士で組ませて雰囲気に飲み込まれたら沈没しちゃうからね。この大会は。」

ベルンハルト・ランガー
「ルーキーたちには僕でよければいろんな経験を話してあげたいよ。僕らの緊張もすごいけど、ルーキーたちは初めてのことで翻弄されるだろうからね。」

ポール・エイジンガー
「僕が89年にルーキーとして参戦したとき、ラニー・ワドキンスにいろいろ教えてもらった。あんな良い人だなんて知らなかったよ。それにトム・カイトは、毎日丁寧に僕にパットの指導をしてくれた。ライダーカップに出なければあり得ないことだ。ライダーカップのベテランたちは本当にルーキーや後輩の面倒を良く見てくれる。」