8度の出場は伊達じゃない！4位タイスタートの片山晋呉（David Cannon/Getty Images）

8度目のマスターズ出場となる片山晋呉が、初日にリーダーズボードの上位に名前を掲げた。日本勢の初陣として、第10組目の午前9時39分にスタートした片山は、いきなり1番でバーディを奪った。

続く2番パー5は惜しくもバーディを逃すが、3番で再びバーディ。その後はチャンスでバーディを奪えなかったが、11番までパーをセーブ。12番パー3ではピンを果敢に攻めバーディ。さらに13番パー5、15番のパー5とスコアを伸ばしたいホールで確実にバーディを奪った。

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15番では残り270ヤードの第2打で5番ウッドを選択。「よく飛びましたね！」と片山自身が振り返るほど飛び、ボールはグリーンをオーバーしてしまう。しかし、返しのアプローチでカップのヨコにぴたりと止めるナイスアプローチを見せた。

17番ではこの日唯一のボギーを叩くが、最終18番で6つ目のバーディを奪いホールアウト。この時点ではリーダーズボードの一番上に名前を掲げていたが、全選手がホールアウトし5アンダーの4位タイと好位置。日本の第一人者として、残る3日間優勝争いに加わることができるか注目だ。