5月12日、全米オープンの記者会見が行われ、タイガー・ウッズもこれに応じた。その場で、タイガーが「バンク of アメリカコロニアル」には出場しないことを改めて表明。さらに、全米オープン前には2試合しか出場しない意思を示した。その2試合とは今週開催の欧州ツアー「ドイツバンク- SAPオープンTPC of ヨーロッパ」とジャック・ニクラス主催の「メモリアル」だ。理由は手術した膝を労わってということらしい。

タイガー・ウッズ
「手術は成功しているし、その後の経過も問題ない。だからこそ、あまり多くの試合に出場したくないんだ。せっかく膝の調子がいいので、大事をとってゆったりとしたスケジュールで今シーズンはプレーしたい。多分昨年に比べて出場する試合数は減るだろう。シカゴでの試合は良い記憶が沢山あり、ウェスタン・オープンでも2度の優勝がある。シカゴのファンはとてもパワフルだから、全米オープンでは私にとって力強い味方になるだろう。メジャーというのは自分のプレーがしっくりきていれば優勝しやすいものだ。というのもライバルたちが少しでも調子が悪ければメジャーというプレッシャーのために消極的になってしまう。メジャーという敵に負けてしまうので、ライバルが減るからだ」

マスターズ最終日に3番ティグラウンドで起きたクラブ選択のミス。それ以来、キャディのスティーブ・ウィリアムスとの不仲説などが出ていたが・・・。

タイガー・ウッズ
「試合をやっていればミスは起きる。スティービーにもミスがあれば私もミスをする。どんなプレーヤーとキャディの関係でもミスはあるはずだ。残念ながら大事な場面でミスが起きてしまったが、しょうがないことだ」