悩ましい…世界1位とのペア 米国選抜がシェフラーと組ませるべき選手は
◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇ザ・プレジデンツカップ 事前情報(23日)◇メダイナCC(イリノイ州)◇7548yd(パー70)
世界選抜を率いるジェフ・オギルビー(オーストラリア)が第1マッチに据えたミンウ・リー(オーストラリア)とイム・ソンジェ(韓国)のペアに対し、米国陣営はエースをいきなりぶつけてきた。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーと同8位のサム・バーンズのタッグ。ブラント・スネデカー主将はその後の会見で狙いを伏せつつ、「選手たちにはできるだけリラックスしてプレーしてほしい」と自信を持って送り出す。
開幕前の公式会見で、スネデカーはシェフラーと組むプレーヤー選びについて「こういった試合で歴史的な名選手と誰が組むかは常に問題になってきた」と言及した。世界ランクトップ10以内の選手を7人抱えるチームであっても悩みは同じ。「恐れというわけではないが、彼らと組む選手は『自分が足を引っ張ってしまうのではないか』、『自分がどんなに良いプレーをしようとも物足りないのではないか』と不安を抱えてしまう」と、プレー中に湧き出る引け目や負い目がマイナス材料になりうるという。
スネデカーは2012年の欧米対抗戦「ライダーカップ」で選手として初めて選抜入り。翌13年に「プレジデンツカップ」に出場した。当時はタイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンと同じユニフォームに身を包むだけで普段と違う気持ちになった。だからこそ、「そういった感情と付き合って、他の誰かではなく自分自身のプレーに集中できる選手を見つけることが非常に大切」。今回、初日に指名したのはジュニア時代からシェフラーと気心が知れたバーンズ。2022年の本大会、23年の「ライダーカップ」でのコンビを復活させた。
また、米国選抜はことし6月にプロ転向したばかりのジャクソン・コイヴンの初日の投入を決めた。相棒は選抜常連のジャスティン・トーマス。アラバマ大出身の33歳は、ライバル校のオーバーン大を出た21歳の指導係を担ってきた。
コイヴンは7月にプロ3試合目のPGAツアー「3Mオープン」でいきなり優勝。主将推薦で選ばれた大舞台でも「1番ティでは絶対に緊張するだろうけど、人間はみんなそう。ジャスティンには『最初のティショットを打った後は大丈夫だと思う』と話しました」と強心臓ぶりを見せつける。(イリノイ州メダイナ/桂川洋一)