2026年 ツアー選手権

シェフラーは手足口病「95%」回復して王者奪回へ 28年からの新大会形式は「ちょっと不思議」

2026年 ツアー選手権 事前 スコッティ・シェフラー
王座奪回への思いを語るスコッティ・シェフラー(Tracy Wilcox/PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 事前(26日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7440yd(パー70)

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、2024年以来2年ぶりの年間王者奪回を狙う。前週のプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」では、週初めに口内や手のひら、足の裏などに水ぶくれ状の発疹ができるウイルス性感染症の手足口(てあしくち)病を発症して体調を崩し、初日44位と出遅れた。それでも日に日に調子を取り戻し、最終的に12位。この日、会場で会見した30歳は「体調はいい。95%くらいまで戻ってきていると思う。喉に少し痛みが残っているくらいで、それ以外は本当に調子がいい」と明るい表情を見せた。

今季は自身初戦だった1月「ザ・アメリカンエキスプレス」で通算20勝目を挙げ、その後は約7カ月も優勝から遠ざかったが2週前のプレーオフシリーズ第1戦「フェデックスセントジュード選手権」で2位に8打差の圧勝で2勝目。年間ポイントランク(フェデックスカップ)1位で最終戦に進むのは、これで実に5年連続となった。

PGAツアー(米男子ツアー)は25日に、2028年以降のポストシーズンの新たなフォーマットを発表。「ツアー選手権」が2週にわたるマッチプレー形式に姿を変える。第1週は年間ポイントランク上位32人が4人ずつ8組に分かれ、3日間のグループステージを実施し、各組上位2人の計16人が第2週のトーナメント形式によるマッチプレーでツアーチャンピオンの座を争う。

新形式についてシェフラーは、「マッチプレーについては面白いと思う。ファンが求めていたものでもあると思う」と歓迎。その一方で第1週のグループステージについては、「まだ完全にイメージはできていないかな」と率直な心境も明かした。「僕は自分にも優勝するチャンスがある状態で戦うのが好きなんだ。だから、1週間の最後に優勝者が決まらないというのは、ちょっと不思議な感じがするね」と想像を膨らませる。

それでも、新たなフォーマットそのものには前向きだ。ツアー改革の一環として行われるポストシーズンの刷新について、「すごくいいものになると思う。シーズンの終わり方として、すごく楽しくて、面白いものになるんじゃないかな」と期待を寄せた。(ジョージア州アトランタ/中村文香)

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