2026年 ツアー選手権

PGAツアー年間王者決定戦「ツアー選手権」とは? 優勝16億円、最下位でも5680万円!

トミー・フリートウッド
昨年大会はトミー・フリートウッドが悲願のツアー初優勝で年間王者に

◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 事前(26日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7440yd(パー70)

PGAツアー(米ツアー)の2026年シーズン年間王者を決めるプレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」が27日(木)に開幕する。レギュラーシーズンを終えた年間ポイントレース「フェデックスカップ」上位30人だけが出場できるエリートフィールドで、日本勢からは松山英樹がただ一人進出。25日に2028年からの大幅な開催形式変更が発表されたばかりだが、改めて本年度の大会の仕組み、出場資格、破格の賞金などを紹介する。

<上位70人→50人からの30人>

予選カットなしに4日間72ホール競技で開催されるプレーオフシリーズ3試合で、まず年間ポイントレースの上位70人が初戦の「フェデックスセントジュード選手権」(テネシー州TPCサウスウィンド)に出場。第2戦「BMW選手権」(ミズーリ州ベルリーブCC)で上位50人、最終戦の本大会で30人に絞り込まれる。25年から競技方式が変更され、それまで採用されていた年間ポイントに応じたハンディキャップ制を撤廃。選手がイーブンパーからスタートし、4日間72ホールストロークプレーで年間王者を決める。

アーロン・ライ
「全米プロ選手権」優勝のアーロン・ライ…が出場できない

<全米プロ優勝者が出場できない>

世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは5年連続で年間ポイントランク1位として本大会を迎える。日本勢は同16位の松山が3年連続12回目の出場。今季のメジャー覇者では「マスターズ」のロリー・マキロイ(北アイルランド)が11位、「全米オープン」のウィンダム・クラークが3位で順当に進出し、「全英オープン」のライアン・フォックス(ニュージーランド)はボーダーライン上の30位で駒を進めた。一方、「全米プロ選手権」のアーロン・ライ(イングランド)は39位と第2戦で敗退しており、いかに狭き門かが分かる。

イーストレイクGC
舞台は今年もアトランタのイーストレイクGC

<開催コース>

舞台はジョージア州アトランタのイーストレイクGC。「ツアー選手権」はプレーオフシリーズ開始の2007年より前、2005年から当地で開催されている。1919年に死去した「球聖」ボビー・ジョーンズが幼少期からプレーし、後にホームコースとした歴史あるクラブ。1904年創設のアトランタ市内で最も古いゴルフコースとしても知られる。初代設計者はスコットランド出身のトム・ベンデロー、後にパインハースト・NO.2などを手掛けたドナルド・ロスやリース・ジョーンズらによって改修された。

<ビッグマネー>

賞金総額4000万ドル(約64億円=1ドル160円換算)で、優勝賞金は1000万ドル(約16億円)。最下位の30位に終わっても賞金35万5000ドル(約5680万円)が獲得できる。また、本大会進出者には2027年のPGAツアー出場権に加え、同年の「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」出場資格が与えられる。加えて年間王者には5年間のPGAツアー出場権も付与される。

2026年 ツアー選手権 事前 タイガー・ウッズ
プレーオフシリーズ開始の2007年大会王者はこの人(Caryn Levy/US PGA TOUR)

<歴代年間王者>
2007年 タイガー・ウッズ
2008年 ビジェイ・シン(フィジー)
2009年 タイガー・ウッズ
2010年 ジム・フューリック
2011年 ビル・ハース
2012年 ブラント・スネデカー
2013年 ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)
2014年 ビリー・ホーシェル
2015年 ジョーダン・スピース
2016年 ロリー・マキロイ(北アイルランド)
2017年 ジャスティン・トーマス
2018年 ジャスティン・ローズ(イングランド)
2019年 ロリー・マキロイ
2020年 ダスティン・ジョンソン
2021年 パトリック・カントレー
2022年 ロリー・マキロイ
2023年 ビクトル・ホブラン(ノルウェー)
2024年 スコッティ・シェフラー
2025年 トミー・フリートウッド(イングランド)

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