2026年 フェデックスセントジュード選手権

因縁の地で雪辱へ 昨季年間王者のフリートウッドが思い描くシナリオ

2026年 フェデックスセントジュード選手権 3日目 トミー・フリートウッド
逆転優勝を目指すフリートウッド(Matthew Maxey/Icon Sportswire via Getty Images)

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 3日目(15日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7288yd(パー70)

18番をパーでホールアウトすると、トミー・フリートウッド(イングランド)は思わず息をついた。ムービングデーを「68」で回り、通算8アンダーの4位。「きょうは難しい1日だった。良いスコアを出した選手もいるけど、自分はあまりいいプレーができなかった。2アンダーはいいスコアだと思う」。自らに及第点をつけ、首位と5打差で最終日へと向かう。

1番でいきなりボギーが先行するも、パー5の3番で6m、4番でも2mのバーディパットをしぶとく沈めきった。「特にアイアンが良くなかった」とパーオン率は50.00% (9/18)にとどまりながら、アプローチとパッティングでスコアメーク。4バーディ、2ボギーにまとめ、昨季年間王者が優勝戦線に踏み止まった。

1年前、ツアー164試合目にして「ツアー選手権」で待望の初勝利を挙げ、年間王者に輝いた。そんなプレーオフシリーズには、もう一つ忘れられない記憶がある。シリーズ初戦のこの大会最終日で、1打差単独首位からスタートしながら、最終3ホールで逆転されて3位。プレーオフにも進めず、目の前でタイトルを逃した。

今季はまだ勝利がないものの、年間ポイントレース(フェデックス・カップ)9位でプレーオフシリーズを迎えた。雪辱を果たす通算2勝目を挙げ、2年連続の年間王者へと勢いをつけられるか――。「もう1日ある。もう一度、良いスタートを切れたら最高だね」。「66」をマークした初日を念頭に、頭に思い描くシナリオはもちろん逆転優勝だ。(テネシー州メンフィス/中村文香)

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