2026年 フェデックスセントジュード選手権

スピースが重圧を跳ねのけるプレーオフ首位発進「自分を苦しめてしまっていた」

2026年 フェデックスセントジュード選手権 初日 ジョーダン・スピース
スピースが首位発進(Ben Jared/PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 初日(13日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7288yd(パー70)

メジャー3勝を誇るジョーダン・スピースはここ2年、プレーオフシリーズの初戦で姿を消してきた。年間ポイントランキング54位で迎えた本大会。50人による次週の第2戦「BMW選手権」進出に向けての最低条件は単独23位以上だった。そんなプレッシャーを跳ねのける首位スタートに「いいスタートを切れば、状況は全部変わるよね」と、言葉に力を込めた。

今季は予選落ち3度と安定した成績を残してきた一方で、トップ10入りはここまで一度もない。とりわけ決勝に進めなかった6月の「ザ・メモリアルトーナメント」から7月の「全英オープン」にかけては、50位以内にも入れず、結果が出ない苦しい期間を過ごしてきた。「少し停滞していた。必要以上に何かをしようとして、自分を苦しめてしまっていた」と振り返る。それでも、「自分はこれまでより、いいゴルファーになっている」と信じ続けることが心の支えになったという。

前週の「ウィンダム選手権」は初日54位も19位で終えて迎えたプレーオフシリーズ初戦。12mを沈めた11番(パー3)から3連続バーディを奪うなど、フィールド唯一のボギーなしで5バーディを奪う会心のラウンドで滑り出した。

「今週はとにかく焦らず、何が起きても過剰に反応しないようにして、できるだけシンプルに考えようと思っている。ほかのことは気にせず、この大会で勝つことだけを」。2022年「RBCヘリテージ」以来4年ぶりの勝利を目指す33歳が、まずは最高のスタートを切った。(テネシー州メンフィス/中村文香)

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