平田憲聖は最終組で悔しい70 同組2人との差「すごく勉強に」
◇米国男子◇ザ・CJカップ バイロン・ネルソン 23日(3日目)◇TPCクレイグランチ(テキサス州)◇7385yd(パー71)
決勝ラウンドを最終組で迎えた平田憲聖は、序盤から慌ただしい展開となった。1番で4m強のバーディパットを外し、2番ではティショットを左に曲げてトラブル寸前。ボールがギャラリーに当たってコース内のラフに戻り、何とかパーをセーブした。4番のショートホールではティショットを奥にこぼし、2打目のアプローチをミスして今週2つ目のボギーをたたいた。「特に緊張はなかったのですが、久しぶりに多くのギャラリーの前でプレーしたので、いつものラウンドとは違いました」と振り返った。
それでも5番のバーディで流れを取り戻し、さらに8番で12.5mを沈めてバーディ、9番では2段グリーンの上段、約16mをねじ込んでイーグルを奪い、完全に息を吹き返した。「8、9番はラッキーでしたが、立ち上がりから考えと中盤はすごくいいプレーができていたので、後半は本当にもったいなかったです」
その言葉通り、後半は10番3.5m、12番5m、14番2.5mと立て続けにバーディチャンスに作るも決め切れない。最終2ホールでは、ともにボギーを喫した。
終わってみれば「71」とスコアを伸ばせなかった。平田は悔しさをにじませながら、同組で回ったランキング上位のキム・シウーとイム・ソンジェ(ともに韓国)のプレーに「とてもいい経験ができた」と得たものの大きさを強調した。
「ショットもアプローチも全てうまいのはもちろんですが、シウー選手は大きなリードがあっても、まるでトップに立ってない選手のようにプレーする。バーディパットもあっさり打つし、そういうのもすごいなって」とメンタル面の強さをまざまざと見せつけられた。「2人とも感情の起伏がなく、どんなシチュエーションが来ても淡々とプレーしている。そういう感じのショットをずっと打ち続けていて、本当にすごく勉強になりました」
首位のキムとは7打差の12位に後退したが、「あしたも伸ばし合いになると思う。ただ、うまくいけば伸ばせるコースなので、しっかり自分をその状態に持って行きたい。1打でも良いスコアで回ることが大事だと思うので」と前を向いた。最終組でつかんだ経験を無駄にはしたくない。(テキサス州マッキニー/服部謙二郎)