レベルは「やっぱり高い」昇格大会 久常涼は今季3戦目でも痛感
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 byマスターカード 最終日(8日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)
久常涼は昨年、高額賞金を少数精鋭で争うシグニチャーイベント(昇格大会)の出場は1試合にとどまった(RBCヘリテージ)。ツアー3年目の今季はここまで行われた3試合すべてに出場。「AT&Tペブルビーチプロアマ」8位、「ザ・ジェネシス招待」45位、そして今週の「アーノルド・パーマー招待」を33位で終えた。
27位で迎えた最終ラウンドで今週初めてオーバーパー「73」をたたき、後退したことが悔しい。3mを沈めた出だし1番の勢いを保てず、その後はパッティングに苦戦。前日午後の短時間の豪雨により、変化があったグリーンの硬さに悩まされた。
「雨が(強く)降ったグリーンは軟らかく、芝が生き返っていた」というホールはわずかに遅くなった半面、硬さが残ったままのところもあった。「3パットした4番は全然降らなかったみたい。5番、6番も硬かった」。6番(パー5)のバーディの後、7番(パー3)で2つ目の3パットボギー。「アジャストがうまくできなかった」と唇をかむ。
後半インのバーディはフェアウェイ右サイドからアイアンで2オンした16番(パー5)だけ。「3パット2回と、よく分からないボギーが2個。3パットはもう論外ですけど、バーディが少ないですよね」。4日間のフェアウェイキープ率73.21%(41/56)は全体2位とティショットが安定しながら、上位進出にはもう一押しの攻撃力が足りなかった。
昇格大会のフィールドレベルは「やっぱり高い」と改めて思う。「上位に(良い)スコアの選手が詰まっている」。高難度のセッティングをものともしないトッププレーヤーの力も肌で感じる。「ここも歴史が長いストロングコース。自分はこういうコースがすごく好き。もう少し“戦えれば”良かった」と、リベンジへのモチベーションは高まるばかりだ。
次の昇格大会は4月の「RBCヘリテージ」で、エリートトーナメントの常連選手になるための闘いは続く。次週の「ザ・プレーヤーズ選手権」も総合力が試される。「ことしは良い感じで臨めるんじゃないかと思う。楽しみです」。直近2年はいずれも予選落ち。TPCソーグラスでも3年目の違うところを見せたい。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)