好相性の大会で新年初戦を迎える（写真は2022年ジェネシス招待）

◇米国男子◇セントリートーナメントofチャンピオンズ 事前（3日）◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd（パー73）

世界ランキング5位のジョン・ラーム(スペイン)は今大会6度目の出場。これまで全てでトップ10入りを果たしており、前年大会はキャメロン・スミス(オーストラリア)に競り負けての2位だった。好相性な大会だけに「今年も良い成績を残して、良いスタートを切りたい」と意気込む。

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このオフのクリスマスは家族と過ごし、「少し早めにハワイに来て、マウイ島で数日間楽しみました」と英気を養ってきた。2022年は4月「メキシコオープン」で1勝をあげ、秋には欧州ツアーで2勝。トータル3勝をあげたが、「一年の大半はスイングと戦っていた」と明かした。

メジャー大会では優勝争いに絡むことはできず、「いいチャンスを得られなかった」ことが悔い。2023年は「スペインに、2つ目のメジャー優勝を持ち帰ること」を目標とする。

幸先の良い流れをつかむためにも、今週は「38人を倒せばいいんでしょ？」と力強い。今大会は昨シーズンの優勝者のみならず、前期の最終戦「ツアー選手権」に出場した選手もフィールドに名を連ねている。

「ツアー選手権に出た人たちもこの大会に参加できるのは素晴らしいこと。ただ優勝はしていないから大会名は変えたほうがいいかもだけれど、ベストプレーヤーがいることは間違いない」と目をぎらつかせた。(ハワイ州カパルア／石井操）