米国男子ツアー

選手が振り返る「マスターズ」思い出のシーン

2007/04/03 09:00

アンソニー・キム
「タイガーが97年に初めて勝った時、最後のパットを沈めたあと、お父さんと抱き合った姿を見てみんなグっと来たはずです。私もあんな思いをしてみたいですね。」

デビッド・ハウエル
「なんと言ってもサンディ・ライルの18番のショットですね。私が中継を見始めた頃でしたが、ライルは今でも強気に攻めています。最後にバーディを決め、優勝したあのシーンは今でも忘れません。」

ジョン・センデン
ラリー・マイズがチップインを決めたとき、グレッグ・ノーマンはさぞかし悲しかったでしょうね。ノーマンは自分の優勝を確信していたはずですからね。あのラリーの信じがたいショットが強く印象に残っています。あとは、ジャック・二クラスが46歳で優勝した年もよく覚えています。あのニクラスのショットも見事でした。」

スティーブ・フレッシュ
「最も鮮明な記憶は、86年の二クラスの優勝です。特に16番のあのショットはすごかったですね。ピンの右に運び、もう少しでカップインというあのショットはビデオで何度見ても、感動します。特に今、あのホールがいかに難しいか自分でわかるだけに、あのプレッシャーの中でのショットは凄すぎます。」

今年の「マスターズ」に初出場を果たす選手は、なんと18人。ゴルフの祭典がおこなわれる毎年4月が待ち遠しいのは、選手もファンも同じのようだ。