英国紳士は雨に慣れっこ？マット・ウォレスが日本で初優勝に挑む

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 2日目（22日）◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd（パー70）

多くの選手を苦しめた日本の冷たい雨に懐かしさすら覚えた。マット・ウォレス（イングランド）は「ホームみたいなものだね。楽しまなければいけないし、受け入れなければいけないんだ」と笑った。

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スコアを1つ落として迎えた折り返しの10番、260yd想定で打った1Wは240ydしか飛ばなかった。うまく打てたはずなのに、なんだかミスショットをした気分に。パー5の14番でもボギーをたたいて後退したが、上がり3連続バーディで「69」にまとめた。通算6アンダー3位と順位を上げ、「タフな一日だったけど、大事なフィニッシュが良かった」と満足げだった。

欧州ツアーでは4勝をマークしている31歳。2019年にノンメンバーから参戦にこぎつけたPGAツアーではまだ優勝がない。4月「バレロテキサスオープン」では3日目を終えてジョーダン・スピースと首位で並んでいたが、最終日に競り負けた。

3日目は2打差の首位に立つ松山英樹、2位キャメロン・トリンガーリと最終組をプレーする。「日本のヒーローと僅差で週末を迎えられるのはうれしいね。日曜日も彼と一緒にプレーできたら」。もちろん狙うのは初タイトルだ。（千葉県印西市／亀山泰宏）