米国女子ツアー「JTBC ファウンダーズカップ」の初日、野村敏京が1イーグル、7バーディ、4ボギーの5アンダーでラウンドし、首位と3打差の11位タイにつけた。

今季5戦目にして米国本土での初戦は、初日からバーディ合戦の様相。強気な攻めが信条の野村は「バーディを取れるホールがあるので、ボギーを取っても心配していなかった」と冷静かつ攻めのゴルフに徹した。

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10番スタートで、いきなりベタピンにつけるバーディ。続く11番パー5では残り90ヤードの3打目をピン1メートルにしっかりと寄せて連続バーディ。その後はボギーとバーディを繰り返す出入りの激しいゴルフとなるが、この日のハイライトは7番パー4だった。

残り97ヤードの2打目を57度のウェッジでピンを狙ったショットは、ピン奥からバックスピンでボールがカップに沈むイーグル。「ご褒美ですね、びっくりしたけど」と苦笑いを浮かべるが、ラウンド中は集中力を欠かさなかった。

イーグル直後の8番では4メートルのバーディパットを沈め5アンダーまでスコアを伸ばした。「今日はセカンドショットが良かった」とラウンドを振り返る野村は、2月の「ISPSハンダオーストラリアン女子オープン」以来1ヵ月ぶりの試合となる。

「このオフには友達と遊んだり、リフレッシュしました」と、ゴルフをせずにトレーニングを中心に過ごした。「全くゴルフをせずにこの成績なら良いと思う」と初日の成績に納得。大会2日目に向けても「明日は気楽に、気負わずにいきたい」と、リラックスムードで試合に挑んでいる。