朝一番のトップスタートでスコアを伸ばした上田桃子（Tom Pennington/Getty Images）

■ 上田桃子 5バーディ、4ボギー「70」、通算1オーバー、45位タイ

「このツアーが始まってから、初めてのトップスタート（1組目、午前7時15分）で、暗い中での練習したりだとか、思った以上に風が強かったので、今日も一日タフなコンディションの中でプレーしなくてはいけないと思いながら準備をしていました。前半は思うようにリズムがつかめずスタートしてしまいましたが、後半からは少しずつ良くなり、自分のフィーリングも出せるようになってきました。今日はいい集中力を保ってラインもしっかり見えていたのですが、ラインに悩む時がスムーズにストロークできてないので、もう少ししっかりコミット（決意）して打つことが大事だなと感じましたね。自分が良い時は、良い目をしていると思うし、気持ち悪いなって思う時は、自分の中で戸惑いがあるので、それを少しずつなくしていけないとスコアを作れないので、良いリズムで良い集中で、後2日間回りたいと思います」

■ 宮里藍 3バーディ、4ボギー「72」、通算4オーバー、81位タイ（予選落ち）

「パットの調子も上向きだったんですけど、なかなか決められなくて。前半は良い流れでターンできましたが、10番（パー5）でバーディを獲れなかったのが、後半失速した原因ですね。トータル的に内容は悪くなかったと思います。今日はそこまで風は強くなかったですが、突風が要所、要所で吹いて難しかったです。とても良いコースだとは思うんですけど、フェアウェイにあるべきはずのボールがバンカーに入ったり、なかなか芝がしまっているので、私の飛距離のアイアンでスピンをかけるのが今週は難しいと感じました。おさえて打っていくショットも、芝が固い分フォロースルーが抜けなくて、結局つかまって球がでてしまうっていうような感じでした。はじめての大会で、イメージを作っていくのも難しかったのですが、ゴルフとしては悪くないと思います」

■ 宮里美香 1バーディ、3ボギー「73」、通算6オーバー、101位タイ（予選落ち）

「昨日に比べたらティショットは良かったと思うんですけど、なかなかパットが決まりませんでした。今日はアイアンがちょっと右に行く傾向がありましたね。昨日、コーチと電話で話し、とりあえず良いイメージを持つことと、歩いている時も常にポジティブに考えるようにしてみたらっていうアドバイスをくれたので、自分の中では少しはできたかなと思います。もうちょっと思い切ったゴルフをしたいなと思いますが、なかなか自分らしいプレーができていないのがここ最近。でもそんなにフラストレーションが溜まっている訳ではないので、だいぶ現実を受け止めています」