初挑戦のリンクスコースでも、そつなく首位発進を決めたリュー・ソヨン

先週、KLPGAツアーで優勝を飾ったリュー・ソヨンが、リバプールに到着したのは月曜日の夜11時。それでも、初めてのイングランド、初めてのリンクスコース、そして初めての「全英リコー女子オープン」で、大会初日に2アンダーの首位発進を決めてみせた。

「今日はパッティングが素晴らしかった」とソヨンは言う。「たくさんのバーディパットを決められたし、たくさんのパーパットも決まった」と振り返り、強風の中でのキャディの助けと、大会前日にコーチのイアン・トリッグスと共に取り組んだ調整が功を奏したと振り返った。

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昨年、プレーオフでソ・ヒキョンを下して「全米女子オープン」覇者となったソヨンだが、その後は周囲の結果に応えられるような結果を残せずにいた。しかし、今年8月の「ジェイミー・ファー・トレードクラシック」で念願のツアー2勝目を挙げ、ようやくそのプレッシャーから解放された。

「先週（の韓国での試合）は私のメインスポンサーの大会で、すごくタフだったけど勝つことができた。それに今は米ツアーで2勝を挙げることができたので、気楽になってより楽しむことができています。今はたくさんの自信がありますね」と、初舞台でも臆することなく戦っている。（英国ホイレイク／今岡涼太）