2026年 AIG女子オープン(全英女子)

日本の父にヘルプを求め…古江彩佳が予選落ち危機から日本勢最少タイ「65」で優勝戦線へ

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 3日目 古江彩佳
「65」をマークして55位から8位に急浮上した

◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 3日目(1日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)

初日113位と出遅れた古江彩佳は2日目も3番でダブルボギーが先行した。通算7オーバーまで後退してカットラインが遠のく状況にも、「気持ち的には意外と響かなかった。集中し切っていければ、まだ諦めるところじゃないと思った」という。必死に巻き返す「70」で前週「スコットランド女子オープン」に続く予選落ちを回避。ボーダーライン上で滑り込んだムービングデーに爆発力を発揮できたことを思えば、粘れた自分を少し褒めたい。

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 3日目 古江彩佳
朝から風が吹く中で

全体3組目のスタートだった3日目は朝から風が吹き、1番(パー3)でいきなり奥にこぼすピンチを迎えた。6m近くあったパーパットをガツンと沈め、「気を引き締めていける感じがあった」と勢いに乗ることができた。3番、4番とグリーンを外すピンチを切り抜け、5番(パー3)は6UTで手前から転がして奥のピンにピタリとつけてバーディ先行。7番(パー5)では2オンに成功し、9mの上って下るラインを打ち切るイーグルを決めた。

残り264ydから7Wでフォローの風に乗せた一打はピン筋に飛んだ完璧なショットのようで、「どこに行くか分からない感じ。いつまでも(自分を)信じることはできなかった」と苦笑する。米ツアー初優勝を飾ったコースで決勝ラウンドに進めなかった前週を含め、ショットの調整を懸命に進めているのが正直なところ。日本で暮らすコーチの父・芳浩さんにも“SOS”を出した。番手ごとにショット動画を送って助言を求め、「昔の自分と比べて何が良かったか悪かったかを見てもらっています」

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 3日目 古江彩佳
スコアを伸ばす流れに笑みもこぼれる

50度のウェッジで打ち下ろしてピンの根元に止まった9番(パー3)、8Iで1mに絡めた12番(パー3)、ラフから9Iの2打目で傾斜を使って寄せた13番と量産したバーディを中心に、少しずつイメージの“幅”に収まってくれるショットが増えてきた。最も意識するリズム感に加え、手を使い過ぎないことなど複数ポイントのチェックを繰り返すことで徐々に形になりつつある。

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 3日目 古江彩佳
「65」は日本勢の全英女子最少スコアに並んだ

最終18番で2打目を右のガードバンカーに入れ、2.5mのパーパットを残した。「ここで入れないとダメだぞ、って自分にプレッシャーをかけました」。気持ちでねじ込むパーセーブでノーボギー「65」の猛チャージを完遂。この日のフィールドベストスコアをマークし、全英女子における日本勢最少スコアに並んだ。

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 3日目 古江彩佳
最終日は午後2時5分(日本時間午後10時5分)にティオフする

通算2アンダーで8位に急浮上し、首位とは5打差で最終日を迎える。「そこ(優勝争い)を意識できる状態ではまだまだないと思っているので、一打に集中していきたい」。言葉は控えめでも、今季上位が遠かったメジャーの戦いで、緊張感あふれるポジションに身を置ける充実感がにじんだ。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)

日本勢の全英女子18ホール最少スコア
渋野日向子(2022/ミュアフィールド 1R)
山下美夢有(2025/ロイヤルポースコール 2R)
勝みなみ(2025/ロイヤルポースコール 3R)
古江彩佳(2026/ロイヤルリザム&セントアンズ 3R)

この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス