同じホールで2日連続イーグル奪取! 前年2位・勝みなみが全英女子で再び優勝戦線へ
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(31日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
前年大会では山下美夢有に2打及ばず2位だった勝みなみが、ことしも全英女子で優勝戦線に加わってきそうだ。1イーグル3バーディ、2ボギーでこの日のベストタイ「68」をマークして通算3アンダー。首位と5打差6位に浮上して予選ラウンドを突破した。
4番でボギーが先行して迎えた6番は初日にイーグルを奪ったパー5。フォローの風が吹き、多くの選手が2打でグリーン近くまで運べるチャンスホールで、この日も見せ場を作った。残り200ydほどから6Iでピンそば1mにピタリ。2日連続のイーグルを決めた。7番(パー5)のバーディにもつながっていくビッグプレーに「流れを作れた」とうなずいた。
勝にとって6Iは普段165~170ydほどを打つクラブ。フォローの風に乗せつつ、リンクスコースの硬い地面を転がして奥に切られたピンに寄っていくイメージがはまった。米ツアー4年目でも本場のリンクスをプレーするのはこの時期だけ。着弾後のボールの転がりを想像しづらい部分もあるが、バッグを担ぐジョナサン・スコット氏の存在が心強い。「きょうもジョニーにいっぱい助けられました」。スコットランド出身(ちなみにイングランド在住)の愛称“ジョニー”はリンクスの経験も豊富で、的確なアドバイスに感謝が尽きない。
イーグル→バーディの流れを断ち切らなかった8番の我慢も見逃せない。ティショットを右サイドのポットバンカーに入れ、2打目は出すだけ。比較的短いホールでも120ydほど残った3打目のウェッジショットを4mにつけ、パーパットをねじ込んだ。後半もポットバンカーにつかまりながらパーを拾う場面があり、17番では傾斜に落ちたボールがピンそばについて難なくバーディ。「めっちゃラッキーなバーディ。でも、きのう結構アンラッキーがあったのでチャラかな」と笑った。
リンクスを楽しみながら、全英女子で2年連続の優勝争いへ。「去年2位だったというのもあって、やっぱり優勝したい気持ちもある。まず3日目をアンダーで回って、どれだけ優勝争いの位置に持っていけるかが大事になってくる。きょうみたいなゴルフがずっと続くわけじゃないし、自分を信じて、切り替えて、また違った良い一日にしたい」。勝負のムービングデーを見据えた。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)