熊本出身の竹田麗央と荒木優奈が全英女子で同組競演「いいプレーを届けられたら」
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 初日(30日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
17人が出場する日本勢のうち、熊本出身の竹田麗央と荒木優奈がくしくも予選同組に入った。昨年、竹田が米ツアーに主戦場を移したタイミングで荒木が国内ツアーへの本格参戦をスタート。「優奈ちゃんとはジュニアの時以来」という久々の競演が、最高峰のメジャーで実現した。
「相変わらず上手でした」と“後輩”を褒めた竹田は、プレーでしっかりと貫録を示した。3番のボギー先行直後に4ホールで3バーディ。後半11番(パー5)でも左のポットバンカーを警戒して3Wで刻んだティショットから、3打目はアゲンストの残り100ydを9Iでチャンスメークして獲った。
喫緊の課題だったショートパットのアライメントを母・哲子さんにも見てもらいながら必死に修正。「右重心になって、球が弱かった」とひとつの原因を突き止め、微妙なパーパットをしっかり決め切る場面も目立った。
米ツアー屈指のショット力は、荒木が「もう、すごかったです。私はアイアンでも20ydくらい転がるのに、高い球でグリーンにキャリーさせてチャンスがたくさんあった。ホントにすごいのひと言。ずっと見ていました」と興奮気味に話すレベル。「69」で2アンダー8位につけ、なかなか上位に絡めていなかった今季のメジャーではベストのスタートになった。
2人の故郷熊本では28日に最大震度7を観測する地震が発生し、犠牲者も出ている。竹田は「今週はしっかりこの試合に集中して、いいプレーを届けられたら」と表情を引き締め、2オーバー53位で2日目に向かう荒木も「麗央ちゃんがすごいので、私もそういうプレーについていけるように」と力を込めた。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)