2026年 ISPS Handa スコットランド女子オープン

「うれし…くない」米ツアー自己ベスト8位 原英莉花は歯切れ悪く

2026年 ISPS Handa スコットランド女子オープン 4日目 原英莉花
米ツアー自己最高となる8位で終えた

◇米国女子◇ISPS Handa スコットランド女子オープン 最終日(26日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6538yd(パー72)

最終18番(パー5)、2オンに成功した原英莉花の18mのイーグルトライは微妙な返しを残した。「先々週(エビアン選手権)までの自分だったら、外していたかもしれない。ずっとイヤだった1.2mのフックラインだったので」。少なからず苦手意識のあるラインを決めきり、後半唯一のバーディを奪って通算1アンダー8位で終えた。

2026年 ISPS Handa スコットランド女子オープン 4日目 原英莉花
初めての最終日最終組で多くのギャラリーを引き連れた

スポット参戦した2年前は通算8オーバーで予選落ちを喫したダンドナルドリンクス。「このコースで自分的には奇跡的」と表現する米ツアー初の最終日最終組を回り、自己ベストフィニッシュを決めた。充実感も膨らむと思いきや、「なんか不思議ですね。うれし…くないです」と歯切れが悪い。

最後のバーディがなければ、5つスコアを落としていた展開。「5オーバーっていうスコアが、まずいただけない感じですよね。順位っていうよりかは、自分のプレー、スコアというところにフォーカスしてみると…」。はっきりとにじませた悔しさは、徐々にパッティングに自信が持てるようになり、ゴルフが上向く気配を感じているからこそでもある。

2026年 ISPS Handa スコットランド女子オープン 4日目 原英莉花
パットがなかなか決まらない

それでも、「最後の方はバーディという言葉が“絶滅危惧”かのような気持ちになった」と苦笑交じりに表現する戦いで学んだことは多い。キャリーとランの計算まで完璧だった6番(パー3)のバーディ直後にピンチをしのげず、2連続ボギーを喫した。焦りを感じる中で少しずつプレーが慎重になっていったと振り返る。

2026年 ISPS Handa スコットランド女子オープン 4日目 原英莉花
プレーペースも課題に

前の組との間隔が開いてプレータイムの計測が入り、13番のティショットを打ち終えた時に競技委員から「あと1回、10秒(規定より)遅くなったらペナルティだよ」と告げられたという。同組のジェニー・シン(韓国)、パジャレー・アナナルカルン(タイ)はツアーの中でも“時間をかける”選手であり、プレーペースは組全体の責任でもある。

ただ、原はあくまで自分事として受け止める。「やっぱり、プレーペースっていうところはこれからの課題かなと思う。本当に(コースが)難しいのでしょうがない気もするんですけど、しっかり人に迷惑をかけないようにプレーしたい」と自らを戒める姿勢が、次の優勝争いにも生かされるはずだ。

2026年 ISPS Handa スコットランド女子オープン 4日目 原英莉花
ウオーターシャワーに加わり勝者を祝福

最後は18番グリーンで勝者を祝うウオーターシャワーにもそのまま加わり、次週は5年ぶりとなる「AIG女子オープン(全英女子)」(イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)に挑む。「きのうは疲労困憊って感じだったけど、きょうは悔しさみたいなもので、やる気に満ちている感じで終わった。一生懸命、久しぶりの全英を楽しみたいと思います」。リンクスで上位をにぎわせた4日間を今季最後の大舞台につなげていく。(スコットランド・ゲイレス/亀山泰宏)

この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス