メジャー開幕前日に早朝6時台からパター猛特訓 西郷真央「質のいい練習できている」
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(24日)◇ヘーゼルティン・ナショナルGC (ミネソタ州)◇6760yd(パー72)
午前6時半過ぎ、西郷真央とパッティングコーチのクリス・チョー氏のセッションはすでに熱を帯びていた。西郷が短~中距離で使うクロスハンドでの入念なストロークチェック。イン9ホールの練習ラウンドを挟んでからもパッティンググリーンで器具を用いて丁寧な確認を繰り返した。それを終えると、ドライビングレンジへ。「質のいい練習ができている」と話す通りのメジャー開幕前日を過ごした。
昨年「シェブロン選手権」で待望の初優勝をメジャータイトルで飾った。「全米女子オープン」4位、「AIG女子オープン(全英女子)」11位とシーズンを通してメジャーで好成績を並べた。メジャー5大会の成績に応じて付与されるポイントを競う「ロレックス・アニカ・メジャーアワード」で惜しくも2位。2勝目を狙う今季のターゲットにも据えてきた中、シェブロン選手権も全米女子オープンも59位と上位が遠い。
「自分がメジャーに向けて調整してきているというのもある。調整してきたものを発揮できていない、発揮できていてもそれをものにできていない感覚がある」。トーナメントウィークに入ってから「この動かし方の方がいいな」といったチャレンジも少なくなかった昨年と比べ、明確なイメージを描いてメジャーで勝つために必要な準備を重ねる日々。「何かきっかけになる一打でも、一日でもあれば、残りの試合も変わると思う」と話し、ここまでトップ10入りがないシーズンの流れも変わると信じてゴルフに向き合う。
求めてやまない一打、一日を引き寄せるためにもパッティングを決めきることが不可欠になる。「距離感を合わせるのが苦手だったり、ライン読みが苦手だったり、そういうところ(の改善)をメインにしつつも、そもそも自分に真っすぐ打てる自信がないとそれが読みとかにも影響してくる。やっぱりメジャーは自分がどこまでいいパフォーマンスができるかが大前提。まず、そこができないと」と妥協なく取り組む。
直近の出場だったダブルス戦「ダウ選手権」で痛めた右太ももは問題なく、納得いくまで練習して迎えるメジャー第3戦。昨季日本勢ではメジャーで最も活躍した24歳の本領発揮といきたい。(ミネソタ州チャスカ/亀山泰宏)