岩井明愛「66」で121位→31位 「自分としては必死で」自己ワーストから急浮上
◇米国女子◇フォーティネット ファウンダーズカップ 2日目(20日)◇シャロンハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542yd(パー72)
日米ツアーを通じてプロ自己ワーストの出遅れから一転、岩井明愛が猛チャージで巻き返した。121位から8バーディ、2ボギーの「66」で回り、この日のベストスコアに並ぶ「66」をマーク。下位からリーダーボードを一気に駆け上がり、通算2アンダーの31位で週末に進んだ。
予選カットラインまで4打差を追う序盤に、いきなり出鼻をくじかれた。10番(パー5)の1打目を右サイドのバンカーに入れ、2打目はフェアウェイに刻む状況。「スイング的には感触は良くて。ちょっと右に出ちゃったかなぐらいだった」と気落ちすることなく、3打目をピン左につけてピンチを回避する。
ところが、続く11番、13番(パー3)でボギーを喫する。一時は6オーバーまで後退した窮地から、本領を発揮した。14番でのバーディを皮切りに、16番からの5連続を含む8バーディを量産。苦しい展開に陥りながらも「逆に自分にプレッシャーをかけないように。伸び伸びと」と自らに言い聞かせ、普段通りのプレースタイルを貫いた。
2つのダブルボギーなど「76」をたたいた前日は、ホールアウト後すぐにパッティング練習場へと向かい、感触が良くなるまでひたすらボールを転がし続けた。その成果も実ったのか。14番では74ydからチャンスにつけた2m強を沈めると、16番は4m、17番(パー3)は3mのミドルパットを決めて勢いに乗る。「本当に一打一打が大事になってくる一日。自分としては必死で、組の雰囲気的にもそうだったと思う」
初日はキム・ヒョージュ(韓国)が9アンダー「63」をマークして首位発進を決めた。ビッグスコア自体は「攻め方によっては全然出る」と思えていたという。午後にかけて硬さを増すフェアウェイとグリーンの状態も計算しつつ、6番、8番(パー3)と終盤にもバーディを重ねた。
初日35打を喫したパット数は29打に大きく改善し「(前日にパットを)練習して良かったです」とかみしめる。トップと9打差で折り返す週末へ、「自信になりました。あしたもプレーできるので1つでも順位を上げられるように頑張ります」と晴れ晴れとした表情で意気込んだ。 (カリフォルニア州シャロンハイツ/石井操)