2026年 HSBC女子世界選手権

古江彩佳「生きて帰ってこられて良かった」 再び体調悪化でもV圏内に

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 古江彩佳
昨夜から体調が再び悪化していたという古江彩佳

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 3日目(28日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6793yd(パー72)

前週タイからの連戦で、開幕前から「食あたり」で体調を崩していた古江彩佳がトップと4打差の通算7アンダー8位につけた。前半2ラウンドは回復傾向にある中でのプレーとなったが、昨夜からまた体調の雲行きが怪しくなった。「お腹に変な感じがあって、そこからずっと。きょうの朝も吐くほどではないけど、ちょっと気持ち悪い感じに」

コースに出る以上は最高の結果を求めることは当然だが、とにかく18ホール回りきることが一番の優先事項である。「試合に入ればアドレナリンも出てくる。お腹も気にせず、集中できればという感じだった」。少し塩分を加えた飲料水でこまめに水分補給し、熱中症対策にも努めた。

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 古江彩佳
3日目まで上位でプレーを続けてこられた

体調に不安を感じながらも4バーディ、1ボギーの「69」で回った。最終18番では5mをねじ込みバーディで締めた。「攻め切るのが本当に難しい。ロングパットになっても絶対に2打に収めたり、1つでも(チャンスが)入ればスコアは伸びる」。万全ではない状態でも変わらない、堅実なスコアメークにメジャーチャンピオンの強さが光る。

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 古江彩佳
難度の高いピンポジションとの戦いも

直近2年間の優勝スコアは通算13アンダーで、例年に比べてややスコアが抑えられている傾向にある。古江は「今年は本当に“きわ”にカップを切ってくるホールが多い。スコアを出させたくないんだろうな、っていうピンポジションの違いを感じる」とセッティングの意図を推し量る。

2026年 HSBC女子世界選手権 3日目 古江彩佳
体調に不安を抱えながらも…2位で終えた1年前の雪辱へ

2023年大会から3位、8位、2位とトップ10入りを続けている。「流れが崩れそうになっても2mぐらいを決めて流れをキープできた。明日もそういうプレーができれば」と戦略プランは変わらない。体調面だけが懸念要素だ。(シンガポール・セントーサ島/石井操)

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