氷のうを首にあてるシーンも 首位陥落の岩井明愛は逆転2連勝へ「攻めたもん勝ち」
◇米国女子◇CPKC女子オープン 3日目(24日)◇ミシサガG&CC(カナダ)◇6661yd(パー71)
単独首位から出た岩井明愛のムービングサタデーは波乱のスタートとなった。1番からいきなりの3連続ボギー。アプローチを寄せるのが難しいエリアに外すシーンが続き、初日から守ってきた首位の座を序盤で明け渡した。
米女子ツアーのトーナメントとしては多くのギャラリーが入って盛り上がるカナダのナショナルオープン。予選ラウンドとは風向きが変わり、グリーンスピードも上がっていたという。4番で最初のバーディ。8番で3パットボギーを喫した直後の9番でもバウンスバックを決めるなど、必死で優勝争いに踏みとどまった。
中継局WOWOWのインタビューで「自分の中では結構うれしかった」と振り返ったのは、後半9ホールで唯一スコアを動かした13番(パー5)のバーディ。3Wの2打目でグリーン右手前のラフまで運び、奥に切られたピンまで距離のあるアプローチを左3mほどにしっかり寄せて獲った。
この日は1オーバー「72」で通算8アンダー3位に後退。初優勝した前週は4日間スコアを伸ばし続けた。60台でプレーできなかったのは、今季メジャー最終戦だった「AIG女子オープン(全英女子)」の最終日以来7ラウンドぶり。ラウンド中は氷のうを首にあてるシーンもあった。「そこまで悪いゴルフではなかった。あしたもいい位置で回れるので、諦めずに頑張りたい」と前向きに話す。
この日はミンジー・リー(オーストラリア)との2サム最終組だった。「彼女のドライバーが素晴らしいなと思いました。低めでランが出るような、すごくカッコいいボール」と笑っていたが、世界ランキング1位のジーノ・ティティクル(タイ)と同組に入った最終日も濃密な18ホールとなりそう。「あしたも“攻めたもん勝ち”みたいなところがあると思う。ティショットも、セカンドも、パットもアグレッシブにプレーできたら」。持ち前の積極的なゴルフで3打差を追う。