2025年 HSBC女子世界選手権

ベッタリだったパターの鉛を… 畑岡奈紗は「課題」のグリーン上で原点回帰

2025年 HSBC女子世界選手権 事前 畑岡奈紗
リフレッシュして臨む今季2戦目

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 事前(25日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)

畑岡奈紗が3週前の「ファウンダーズカップ」以来の今季2戦目を迎える。試合のなかった期間は拠点を置くフロリダで練習し、一時帰国をしてクラブ調整。バッグの中身をのぞくと、いくつかマイナーチェンジが加えられていた。

2025年 HSBC女子世界選手権 事前 畑岡奈紗
昨年は3位に入った

「いまは、一番の課題」というパッティングで、違和感なく構えられるようにロフト角と長さを調整。ロフト角を3→4.5度に、長さを33→32インチに変えた。「ミドルやロングパットの距離を楽に打ちたくて、もともとバランス(クラブ全体の重さに対するヘッドの重さの比率)をD3かD4にしたい」。32インチのままで重さを出すためにヘッドに鉛を貼って調整していたものを、ファウンダーズカップでは33インチとシャフトも長くすることでバランスを調整。「そうすると、パターに合わせた打ち方になっていた」と構え方がしっくりこなかったという。

大会を終えてセッティングを見直し、「どこが一番構えやすいかを考えたら、32インチが腕の長さや身長と一番合っている」と長さを戻して鉛も取り払った。「その分バランスは出ないけど、前傾はしっくりきている」。構えやすさを重視して原点に戻り、パッティングの向上を目指す。

2025年 HSBC女子世界選手権 事前 畑岡奈紗
開幕2日前はインコースをプレー

パター以外では、弾道の高さを求めてファウンダーズカップで新たに投入したZXiシリーズの6UTと並行してこの日は5Iを再びバッグイン。「ハイブリッドだと、アゲンストの時に縦距離が難しくなった。普段から風が吹くコースなので、5Iのほうが良いのかなと」。日々の風の状況を見て使い分ける予定だ。

2025年 HSBC女子世界選手権 事前 畑岡奈紗
パッティングでチャンスを決めきりたい

月曜、火曜と9ホールずつの練習ラウンドを回って、クラブを含めて開幕に向けて調整中。昨年3位に入った本大会で、「グリーンが軟らかい」と話す今年はいっそうアグレッシブに攻めていけそうだ。「ショットはそれなりにうまくできている印象。パターが一番のカギだと思う」。原点に立ち返ったパッティングで、チャンスをしっかり決め切りたい。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

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