2025年 ファウンダーズカップ

悔しさいっぱいの“米ツアーデビュー” 岩井ツインズは次戦サウジアラビアへ

2025年 ファウンダーズカップ 2日目 岩井千怜
岩井千怜は連日の「73」

◇米国女子◇ファウンダーズカップ 2日目(7日)◇ブラデントンCC(フロリダ州)◇6465yd(パー71)

ツアーメンバーとして初めての試合に臨んだ岩井明愛千怜のツインズは、ともに悔しい2日間となった。千怜は連日の「73」で通算4オーバー、明愛は初日の「76」が響いて通算5オーバー。ともにカットラインが遠いポジションで終えた。

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ビッグスコアを狙った千怜は6番(パー5)でバーディ先行も、続く7番(パー3)でボギー。まだまだ通過ラインに手の届く位置で折り返した10番、象徴的なシーンがあった。アイアンのコントロールショットで上2mもないチャンスを作ったが、これを決められずに天を仰いだ。「ラインがやっぱり読みづらいのもあったし、自分を信じ切れていないところが結果に出たかな。“何か”がありますよね」。日本ツアーで強みとしてきたグリーン上にアジャストの必要性を感じている。

2025年 ファウンダーズカップ 2日目 岩井明愛
岩井明愛は初日「76」が響いた

この日パープレーで回った明愛も「ホントに悔しいですね」と話した。スイングのフィーリングは良く、フェアウェイキープ率は35.71%(5/14)→78.57%(11/14)と大きく改善した。それでも、「やりたいことができなかった。技術の面もあるかもしれないけど、一番はやっぱり気持ちの部分が大きいかなと思います」

メンタル面は千怜も言及していた部分だ。「“楽しんだもん勝ち”だなって、改めて思いました。初戦だし、(出場資格的に)どの試合に出られるかも分からない。予選を通らなきゃって気持ちが大きくて、自分で追い込んでいたところがあったのかな。振り返ってみれば、いっぱいいっぱいになってた」。戦ってみて、初めて気付くことがある。

ともに次戦は12日開幕の欧州女子ツアー「PIF サウジレディース・インターナショナル」(リヤドGC)に2年連続で出場する。その翌週には米ツアーのアジアシリーズ「ホンダLPGAタイランド」と続く、世界を股にかけての3連戦。長距離移動も経験値として成長の糧にしていく。(フロリダ州ブラデントン/亀山泰宏)

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