左から古江彩佳、笹生優花、竹田麗央、松山英樹、上田桃子が「特別賞」を受賞した

日本ゴルフトーナメント振興協会（GTPA）は12日、2024年の「特別賞」と「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)」を発表した。めざましい活躍と大きな話題を提供してゴルフ界の振興・発展に貢献した選手に贈られる特別賞は松山英樹、笹生優花、古江彩佳、竹田麗央、上田桃子が選ばれた。

パリ五輪で日本男子ゴルフ界初となる銅メダルを獲得した松山は「マスターズ」を制した2020－21年シーズン以来の受賞で、新人賞を含めると4度目。「全米女子オープン」で男女通じて日本ゴルフ界初のメジャー複数回優勝を遂げた笹生は2度目、「アムンディ・エビアン選手権」で日本女子として史上4人目のメジャー覇者となった古江は3度目となる。

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プロ入り3年目の今シーズンに国内で年間8勝をマークした竹田は初受賞。今季限りで「休養宣言」をした上田は、2007年に賞金女王に当時史上最年少で輝くなど長年にわたる活躍と人気で日本ゴルフ界をけん引した貢献がたたえられ、新人賞を獲得した2007年以来2度目の受賞となった。

ツアー初参戦から2シーズン以内の選手が対象となる新人賞は杉浦悠太に。7月の国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」で大会史上5人目となる大会初出場での初優勝を飾り、賞金ランキング11位で終えた成績が評価された。

表彰式は18日(水)に都内で行われる。