久々のアンダーパーに笑顔

◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 初日（28日）◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd（パー72）

スコットランドの厳しい天候が牙をむいた初日の午後、渋野日向子は3バーディ、2ボギーの「71」で回って久々のアンダーパーをマークした。

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ショットも上向いてきた

前半4番までに2ボギーを叩いたが、5番で2m弱につけて取り返す。ここで悪い流れを断ち切ったが、7番（パー5）でプレーが継続できないほどの激しい雨に見舞われた。「久しぶりに、滝のような雨にあたった」と、グリーン上に水が溜まるほど叩きつけるような雨が続く。3打目のアプローチを打つまで20分ほどの中断をはさんだが、再開後も集中力を切らすことなくパーで切り抜けた。

後半は11番からの連続バーディで2つ伸ばし、1アンダー49位でホールアウト。「全然やってないなあ」と、アンダーパーで回ったのは6月の「ショップライトLPGAクラシック」（17位）以来だった。

同組のリディアのプレーは「レベち！」だった

前週の「アムンディ エビアン選手権」ではショットのミスに苦戦して通算9オーバーで予選落ち。この日は「リズムよく、思ったように最後まで振れたと思う」とフェアウェイを外したのは1ホールのみ、ショットの調子も上向いてきた。「4日間続けられると自信に変わると思う。まだまだ、頑張ります」と気合を入れた。（スコットランド・アーヴィン／谷口愛純）