終盤は笑顔が増えた

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 2日目（11日）◇シービュー・ア・ドルチェホテル (ニュージャージー州)◇6190yd（パー71）

通算1アンダーで迎えた最終ホール、グリーンに向かう渋野日向子は笑みをこぼした。「悪いところもありましたけど、全体的にすごくいいゴルフができました」。4バーディ、3ボギーの「70」で終えた2日目は、及第点に届く内容だった。

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指標の一つにしていたのがパーオン率。「ここ何試合かは、本当にパーオンもバーディ数も少なかった」と課題だったが、この日は18ホール中16ホールでパーオンに成功した。2日間の9バーディのうち、パー5で獲った4つもうれしい数字のひとつで「距離が短い分、獲りやすくはなっているけど、2日間で4つ獲れているのは大きい」と振り返った。

4試合ぶりに予選通過

初日にダブルボギーをたたいた13、7番の2ホールも、パーで切り抜けた。通算1アンダー45位で予選を通過。決勝に進むのは、日本ツアーにスポット参戦した「ブリヂストンレディス」を含めて4試合ぶりだ。

最終9番のアプローチショット

「いい内容だと思って、笑っていました」。にやりとしながら、悪い流れを断ち切った。（ニュージャージー州ギャロウェイ／谷口愛純）