日常と非日常が交錯した2021年。緑の芝の上で繰り広げられたゲームを取り巻く光景も、また同じだった。フォトグラファーたちはそんな中、二度と訪れない瞬間の数々を切り取ってきた。GDOとともに旅を続けたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。最終回は和田慎太郎カメラマン編。

＜アジアパシフィックダイヤモンドカップ3日目 杉原大河＞

Hole18 par5 556yards bunker shot

先輩カメラマンに褒められた忘れられない一枚。
本当にうれしかった。
この写真のモデルは杉原大河選手。
彼は必ず、来年の男子ツアーを盛り上げてくれる若き逸材。
来年の活躍に願いを込めてこの一枚です。

＜東京五輪閉会式 国立競技場＞

新国立競技場0016

ゴルフで言えばギャラリーやパトロン。
スポーツだけではなく、全てのイベントを現地で満喫できるように早く戻ってほしい。
いつか、この競技場が観客で一杯になる日を願って。

＜東京五輪最終日 稲見萌寧＞

hole16 par3 168yards tee shot

今年は彼女をひたすら撮った気がします。彼女の駆け上がる姿を。
一年で4回以上同じ選手の優勝を見ることができるのはそうそうない気がします。
それだけ彼女が今年活躍し、ゴルフ界を盛り上げたのは間違いなし。
高校生のときから彼女を撮影していますが、こんな素敵で頼もしい選手になるとは想像していませんでした。
だからこそ試合を通して成長していく姿を見られているのは感激です。
更なる活躍を期待しましょう！！