プロ初優勝を遂げた翌日からラウンド開始。4年ぶりの最終戦に臨む勝みなみ。

◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 事前（21日）◇宮崎CC（宮崎県）◇6471yd（パー72）

前週の「大王製紙エリエールレディス」でプロ初優勝を遂げた勝みなみは、開幕前日のプロアマ戦で最後の調整を行った。月曜日から練習ラウンドに入り、精力的にコースをチェック。2週連続優勝とメジャー初タイトルに向けて、「チャレンジャーとして頑張りたい」と引き締めた。

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4年半ぶりとなる優勝へのお祝いメッセージは、メールやSNSを通じて100件以上届いたという。2014年「KKT杯バンテリンレディス」で史上最年少優勝（15歳293日）を達成した当時と比べ、「アマチュアのときを知っているから。あれほどではなかったです」と笑いながらも、周囲の祝福に感謝した。

その14年にアマチュアとして大会初出場を果たしてから、4年ぶりに最終戦へ戻ってきた。出場資格はツアー優勝者や賞金ランキング25位以内に限られ、「ここに出ることを目標にしてきた。感謝しながら回りたい」と感慨深げだ。昨年のプロテストに合格した89期生は、勝を含めて4人（新垣比菜、小祝さくら、松田鈴英）が出場。「すごいことだと思う」とした上で、「前週は前週。また、いつも通りに頑張りたい」と力を込めた。（宮崎県宮崎市／林洋平）