昨年大会は2位発進と存在感を見せた豊永志帆。うっかりミスでまさかの本戦欠場となった

「マンシングウェアレディース東海クラシック」開幕前日の18日（木）、豊永志帆がプロアマ戦への参加を忘れて欠場し、出場義務に違反したとして、明日からの本戦に参加できなくなった。

やむを得ない事情を除き「プロ・アマ競技に出場しなかった場合、当該トーナメントの本戦に出場できないものとする」との条項（第19条5項）が、昨シーズンからLPGAトーナメント規定に設けられて以降、適用は初めて。

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日本女子プロゴルフ協会によると、豊永は午前8時01分のスタートで、プロアマ戦に出場する予定になっていた。スタート30分前の締め切り時間までに受付を済ませなかったため、連絡を取ったところ、まだホテルにいた。

豊永は「えっ？」と驚いた様子で、自身がプロアマ戦の出場選手だと認識していなかったという。マネジメント会社との間で連絡ミスがあったとみられる。豊永はその後、会場を訪れ、主催者に陳謝した。

規定新設後、体調不良などで本戦に出られないことを前提にプロアマ戦を欠席するケースは多くあったが、本戦に出場予定の選手がプロアマ戦を欠場し、規定に基づく処置を受けた第1号となった。（愛知県美浜町／片川望）