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服部真夕が4連続バーディ締めで“50万円”ゲット

昨年までの7月から10月に開催時期が変更され、開幕した「スタンレーレディスゴルフトーナメント」は、初日の朝に一時的だが豪雨がコースを襲い、その後も一面に霧が立ち、蒸し暑い天候となった。日差しが出た午後は、気温が27.7度まで上昇。さらに、夕方にかけては、西から強い風も上空を吹き抜け、めまぐるしく変わる天候が選手を翻弄した。

そんな中で、8バーディ、1ボギーとスコアを伸ばした服部真夕が7アンダーで単独首位に立った。この大会では3日間、それぞれに「ベストオブチャレンジ賞」が設けられ、1バーディで1ポイント、1イーグルで4ポイントなどもっとも多くポイントを稼いだ選手に50万円が贈呈される。初日は8バーディの服部が50万円を勝ち取った。

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10時30分、1番からスタートした服部は、3番、4番で連続バーディを奪うと、後半に入りさらにスコアを伸ばした。14番でこの日唯一のボギーを叩いたが、15番で5メートル、16番で2メートル、17番で1.5メートルとバーディパットを立て続けに沈め、最終18番では8メートルを決めて4連続バーディで締めた。

「今日はパッティングが良かったです。1番も2番もイメージ通りに打てて、そしたら連続バーディにつながりました」と振り返ったが、バーディチャンスにつけるアイアンショットも冴えていた。

「ワングリーンになって、いくつかマウンドを越えなければならない難しいラインになるところもありますが、ショットも良かったので難しいところに行くことはありませんでした」と、ショットの良さも改めて口にした。

とくに、18番のバーディパットは「右に切れるラインで、右端からコロって入っちゃった感じです」と嬉しそうに振り返った。「こんなにバーディが決まるのは気持ちがいいです。連続バーディも今年は3つが最高だったと思うし、上がり4連続というのも嬉しいですね」と笑顔が抑えきれない。

先週の「日本女子オープン」に続き、今季3度目のコンビを組むキャディの小田氏も「下半身が安定しているというか、強い弾道で左右に大きなブレもない良いショットが出ていましたね。崩れる気配すら感じない」と目を見張る好調ぶりだ。

今季は未勝利で、直近6試合中3試合で予選落ちなど不安定な成績が続いている。「正直、波がありますね。でも、今日、こういったプレーができていて、チャンスだと思うので、ものにしたいです」。

単独首位スタートは実に昨年4月の「ヤマハレディースオープン葛城」以来。同門で練習仲間の森田理香子が賞金ランキングで首位を維持しており、現在29位の服部も負けていられないところだ。(静岡県裾野市/本橋英治)

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2013年 スタンレーレディスゴルフトーナメント



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