プロアマ戦でバーディを決め、笑顔の堀奈津佳

現在、賞金ランキング8位。次週の「サントリーレディス」終了時の上位5人が出場権を得ることができる海外女子メジャー「全英リコー女子オープン」に向けて、堀奈津佳は意気盛んだ。

ジュニア時代、ナショナルチームの一員としてイングランド南部にあるロイヤル・セントジョージズをラウンドした経験はあるが、「90を切るのがやっとだった」と苦い思い出が残っている。そのリベンジと、今年は聖地セントアンドリュースで開催されるということもあり、「出たい思いはすごく強い。憧れみたいなのはありますね」と、熱い想いを語った。

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今週「ヨネックスレディス」が開催されるヨネックスカントリークラブは、アップダウンがあり、フェアウェイも狭くトリッキー。だが、「四国のコースに似ていて、狙いどころも絞られている。私は好きです」と、高校までを過ごした徳島、香川を偲ばせるコースの佇まいに、堀の表情は明るい。

最近は、師匠・江連忠氏の元に訪れるようになった片山晋呉からアプローチを習うなど、課題の小技のスキルアップに注力している。ショットには自信を持っているだけに、かみ合えば好結果が期待できそうだ。

ひとつ気になるとすれば、今週久しぶりに設定されたローカルルールについて。だが、「ちゃんと読んだし、確認もしました」と堀はきっぱりと言い切った。（新潟県長岡市／今岡涼太）