今季好調の井芹美保子が3位タイの好スタート

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」に、15人いるホステスプロの1人として出場している井芹美保子が、6バーディ、1ボギーの5アンダー3位タイにつけた。

大会初日は小雨が降ることもあったが、曇り空の中、南からの風が吹く1日となった。選手の中には風に翻弄される場面もあったが、井芹は「風の読みが上手くいったので、ティショットをストレートに打っていけました」と攻略した。

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ドライバーショットが安定したことで、安心して攻めることができたという井芹は「7月からドライバーのテストをしながら、シャフトを換えて飛距離が5ヤード程度伸びました」と言う。テストを行う中で、バックスピン量が多いことに気づいた井芹は「先端がしなるタイプから全体がしなるタイプに換えたら飛距離が伸びるようになりました」と打ち明ける。

今季の井芹は3位タイが3回と上位に入ることも多く、現在賞金ランキングは17位につけている。「シード権ということでは、余裕を持ってプレーできていますが、優勝となると、いかにスコアを伸ばしていくかなので、自分との戦いです」と前を見据える。過去3回の3位タイはいずれも2日目に少し順位を落としてから追い上げになっているため、明日の2日目、スコアを伸ばすことができれば、ツアー初優勝が見えてくるかもしれない。（愛知県知多郡／本橋英治）