先週の惜敗への心情を吐露した馬場ゆかり。早々のリベンジに燃える

外国勢が4試合連続でタイトルを手にする中で迎えた、今週開催の「リゾートトラストレディス」。5試合連続となれば、1992年以来20年ぶりのこととなる。日本勢の奮起が期待される中、先週の「ヨネックスレディス」では、馬場ゆかりがフォン・シャンシャン（中国）とのプレーオフに持ち込むも、2ホール目にバーディを奪われて敗北。「（決着後の）グリーン上では笑顔でしたが、本心では煮えたぎるぐらいに悔しかった」と表情を曇らせる一方で、「先週、ドライバーが良かったことは大きい。気持ちも乗っていけたし、自信も出てきた」と、同時に大きな手ごたえも掴んだ。

プロアマ戦のホールアウト後、「標高が高いから、気圧の関係かな？ちょっと体調が悪いので、これから病院に行きます」という状態が気がかりではあるが、先週の悔しさと手ごたえを、早々のリベンジへと繋げることができるか。

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今季2勝目まであと一歩。好相性の良いコースでの躍動が期待される笠りつ子

また、日本勢では賞金ランキング最上位となる4位につける笠りつ子。ここ2試合は4位タイ、3位タイと優勝争いを続けているものの、あと一歩のところで今季2勝目に手が届かない週が続いている。

「集中力と、気持ちかな。もっと気持ちを入れていかないと」と声を張る笠。会場のグランディ軽井沢GCは、昨年は7位タイ、一昨年も3位タイと上位フィニッシュを続けている舞台。自身も「このコースは好きですね。芝質が私に合っていると思います」と相性の良さを認める。日本勢を牽引する若きエース候補が、流れを断ち切るべく一戦に挑む。（長野県北佐久郡／塚田達也）