今大会7年連続出場となるP.クリーマー。05年以来となる大会2勝目に挑む

「マスターズGCレディース」に、今年も“ピンク・パンサー”が参戦する。米国女子ツアー通算9勝（メジャー1勝）のポーラ・クリーマーが、今年で7年連続となる出場。05年以来となる大会2勝目に向けて、準備も万全のようだ。

17日（月）に来日後、19日にコース入りして練習ラウンドを実施。開幕前日の20日はプロアマ戦に出場して18ホールをラウンドし、最後の調整を終えた。「ショットは昨日、今日で修正できたので感じは良いですね。グリーンが速いので、その辺りがカギになると思うけど、その準備はできていると思います」と、長時間のフライトの疲れも見せず、自らの仕上がり具合に満足の表情を浮かべた。

主戦場とする米国ツアーでは、今季は優勝争いを何度も演じているものの、あと一歩のところでタイトルに届かず未だ勝利は無し。昨年7月の「全米女子オープン」を最後に、勝利から見放されている日々が続く。来日当時から「大好き」という日本に舞台を移し、久々のタイトルを手にすることができるか。「私が優勝する時のパターンは追いかけることが多いので、初日にその位置につけられるかが大事になる」と、ポイントに掲げる初日のプレーに注目が集まる。（兵庫県三木市／塚田達也）