5オーバーにまとめた石川葉子が昨年を上回る順位を目指す

国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」に、アマチュアとして出場している石川遼の妹・葉子。初日はスタートの1番、2番で連続ボギーを叩くが、その後はボギーを3つに抑えて5オーバーの91位タイでホールアウトした。

昨年もこの大会に出場した石川は、初日8オーバー「80」を叩き、最下位タイとなったが、今年はスコアを3つ縮めて順位も上昇。ホールアウト後に石川は「今日は良いプレーだと思います。内容的にも去年より良いかな。去年は後半体が回らなかったりしたけど、今年は大丈夫でした」と、1年間の成長を実感した。

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そしてこの日の早朝、米国では兄の遼が「全米プロゴルフ選手権」の初日を「85」というスコアを記録したが「お兄ちゃんには勝てたけど・・・。お兄ちゃんも向こうで頑張っているからという気持ちもあるので、私も頑張れたと思います」と、遠くで戦っている兄の姿を思い、気合を入れたという。

ラウンドを見守った父・勝美氏は「100を切れたから、まあ良いでしょう」と笑顔で娘の肩を叩くが、石川としては2日目に少しでもスコアを伸ばしたいところ。「飛距離も身長（1年間で5センチ）と同じように伸びています」と話す石川は、昨年2日間で記録した通算13オーバーから、どこまで成長した証を見せられるか。（長野県北佐久郡／本橋英治）