「獲れるとは思っています」佐久間朱莉は国内メジャー初優勝へ自然体
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 事前(8日)◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川)◇6755yd(パー72)
昨季4勝を挙げて年間女王に輝いた佐久間朱莉にとって、数少ない“心残り”が国内メジャータイトルを逃したことだった。最終日に「65」の猛チャージを見せた「日本女子オープン」は2位。振り返れば、ツアー初優勝に届きそうで届いていなかった2024年「サロンパスカップ」も1打及ばず2位だった。
技を磨き、経験を重ね、ツアーの頂点にも立った。「(メジャーも)獲れるとは思っています」というのが本音だ。「“普通”の試合で勝てているので、メジャーだから勝てないっていうこともないと思う。普段通りのプレーができたら、チャンスはあるんじゃないかなと思っています」とよどみなく話す。
開幕前からシーズンのメインターゲットに据えてきた国内メジャー。本人は「目標にしてるって言いながら、普段の試合通りのことをしています」と笑う。いつも目の前の試合で勝つために最善の準備を心がけるから、今週も距離の長いホール対策としてフェアウェイウッドの練習を少し多めにしているくらい。米ツアーの日本勢11人がスポット参戦して厚みを増したフィールドにはワクワクしつつ、あくまで自然体を貫く。
ルーキーだったころは独自の出場資格を設ける「日本女子オープン」、少数精鋭で行われる最終戦「ツアー選手権リコーカップ」のフィールドに立つことが目標だった。「最初の年は『出られてうれしい』だったんですけど、いまはどの試合でも負けたくないので」。待望の瞬間は、普段から徹底する取り組みの延長線上にある。(石川県加賀市/亀山泰宏)