2026年 大東建託・いい部屋ネットレディス

「やっぱりレギュラーは楽しい」 けがにもマケズ成田美寿々が2年ぶり60台で好発進

2026年 大東建託・いい部屋ネットレディス 初日 成田美寿々
歴代優勝大会で好スタートを決めた成田美寿々 (Atsushi Tomura/Getty Images)

◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 初日(23日)◇ザ・クイーンズヒルGC(福岡)◇6485yd(パー72)◇晴れ

7年ぶりの優勝を目指すツアー通算13勝の成田美寿々が復活の兆しを見せている。日の出から1時間も経たない午前6時20分にスタートしたこの日は、「ピンチもあまりなくて、かなりストレスはなかった。自分のやりたいことが今日はできました」と7バーディ、1ボギー「66」のラウンドを笑顔で振り返った。

別コースで行われた大会2勝(2017、19年)の歴代覇者は、左親指の付け根にテーピングを巻いて今週に臨んだ。20年に痛めて一度は回復へ向かったものの、昨年9月に悪化。「ずっと脱臼してるみたいな、腱が伸びちゃってる感じ。トミー・ジョン(手術)ができるらしいんですけど、この年齢でやっても…」。プロ15年目の33歳は、一生けがと付き合っていく覚悟でゴルフを続けている。

6月「宮里藍 サントリーレディス」で今季初のレギュラーツアー出場を果たした。初めてマンデー予選会(主催者推薦選考会)を通過して臨んだが、結果は予選落ち。若手選手が目いっぱいスイングするのを横目に、自然と焦りも生まれたという。「試合になると他の人に釣られて速く振りたくなっちゃって。やっぱり飛距離を求めると流れも悪く(患部に)反応も出ちゃう」

この日はそんな“飛ばしたい”気持ちを抑え、7~8割の力感のスイングを心掛けた。出だし1番で約2mを決めたバーディ発進から次々とチャンスを作り、24年の9月「ゴルフ5レディス」以来の60台をマーク。「いかにムキにならないか。一緒に回ってる人より距離が負けててもそれを貫いた」と、6アンダーの上位で終えた一日にうなずいた。

2026年 大東建託・いい部屋ネットレディス 初日 青木瀬令奈 成田美寿々
1992年度生まれの仲良しコンビ。青木瀬令奈(左)も上位でスタート

「やっぱりレギュラーに出させてもらうと楽しい。早く自力で出られるようになりたい」と、輝かしい実績を持つからこそ復活への思いも人一倍強い。予選通過となれば、24年「住友生命レディス東海クラシック」以来2年ぶり。この日は公私ともに仲良しの青木瀬令奈も5アンダー「67」の好成績で終えたことを聞き、「3日目、4日目と一緒に優勝争いをして、“サムライ青木”を見たいです」と理想の展開を思い描いた。(福岡県糸島市/安平賢太郎)

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