2026年 アース・モンダミンカップ

“裏街道”もメジャーへとつながる決勝ラウンド 佐久間朱莉がパター回帰で得た手応え

2026年 アース・モンダミンカップ 最終日 佐久間朱莉
初日112位の出遅れから挽回した佐久間朱莉(Atsushi Tomura/Getty Images)

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(29日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6699yd(パー72)◇曇り時々雨(観衆1051人)

大会連覇を狙った佐久間朱莉にとって、優勝争いから遠い位置での決勝ラウンドは本意ではない。ただ、意味のある36ホールにした。計28ホールを回った最終日。とりわけ、最終ラウンドは59位から5バーディ、ボギーなしの「67」と伸ばして33位でフィニッシュした。第3ラウンドから昨季まで使っていたパターに戻し、「ぎりぎり予選を通って2日間戦えたからこそ、挑戦できたことなので良かった」と明るい表情で言った。

前週、昨年9月以来の予選落ちを喫していた。本大会も第1ラウンドは112位とツアー自己ワーストでの滑り出し。課題にパットを挙げていたが、カットライン上で2週連続予選落ちを回避したからこそチャレンジする機会を得ることができた。

パターは同じピンの「スコッツデール DS72」ながら、今季からオフセット(シャフト中心線よりもフェース面が後方に入る作り)がついたものに替えていた。新たに入れたクラブの流れに合わせた変化だったが、「転がりが去年の方が好きだなと思った」という。「ぱっとした見た目では分からない」と明かすが、繊細な感覚が求められるグリーン上では大きな変化となった。

最終ラウンドでは会心の一打もあった。後半2番で10mのイーグルパットが惜しくもカップをかすめたものの、「すごく良いストロークができた」。さらに7番では上り4mのチャンスをきっちりとねじ込んだ。もちろん、アドレスなど懸命の調整と道具がかみ合った結果。次戦の国内ツアーには出場せず7月9日開幕のメジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」(フランス・エビアンリゾートGC)に挑むだけに、弾みのつく一日となった。

エビアン選手権の後は国内ツアー出場のためにいったん帰国し、ふたたびメジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」(7月30日開幕/イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)参戦のために渡英するスケジュールを組んでいる。シーズンの山場の一つとなる。昨季年間女王は「向こうの大会で、自分がどれだけいけるのかが楽しみ。しっかり挑戦して良いプレーが4日間できたらいいと思う」と世界最高峰のフィールドへと視線を向けた。(千葉県袖ケ浦市/中村文香)

この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス