2026年 リゾートトラストレディス

「全米女子OP」前週に好スタート 佐久間朱莉と荒木優奈が連戦を組んだワケ

2026年 リゾートトラストレディス 初日 佐久間朱莉
「66」で前半組の首位争いをリードした佐久間朱莉(Atsushi Tomura/Getty Images)

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 初日(28日)◇グランディ那須白河GC(福島)◇6500yd(パー72)◇曇り時々晴れ

メジャー第2戦「全米女子オープン」(6月4日開幕/カリフォルニア州リビエラCC)を翌週に控えるなか、“連戦”を選んだ佐久間朱莉が好スタートを切った。1イーグル6バーディ、1ボギーの「66」でプレー。コース記録に1打差に迫る6アンダーをマークし、前半組(60人)が終了した時点で単独首位に立った。

「3週間ぐらい前は(今大会に)出るか悩んでいた」という。年間ポイントレース2位の菅楓華、同3位の高橋彩華、4位の桑木志帆らは調整を優先して今大会をスキップ。それでも佐久間は「ここ最近は調子が良くなってきているっていうのもあって、やっぱり試合に出たいと思った」と連戦を選んだ理由を明かす。

その言葉通り、この日も安定したパフォーマンスをみせた。「100yd以内の練習を今週は特にしていた」と、後半13番(パー5)では残り96ydから50度のウェッジで放った3打目が直接カップイン。「見えなかったけど歓声で分かった。(ショットは)完璧だった」とうなずいた。

昨季は36試合すべてに出場する“皆勤女王”としてシーズンを完走した。一方で、今季は「海外の試合になるべく出たいと思っている」と世界も見据える。「いいプレーを4日間して、いい状態で自信を持って全米に行けたらいい」と、予選落ちした1カ月前のメジャー初戦「シェブロン選手権」の雪辱も果たしたい。

佐久間と同じく全米女子オープン初挑戦の荒木優奈も、3アンダー「69」と好スタートを切った。前半8番(パー3)でダブルボギーを喫したものの、「先週からショットが悪かったので想定内だった」とミスから切り替えてバウンスバック。後半も3連続バーディを奪うなど巻き返した。

2026年 リゾートトラストレディス 初日 荒木優奈
同じく2週後にメジャーを控える荒木優奈も好スタート(Atsushi Tomura/Getty Images)

20歳にとって初めてのメジャーとあり、「ずっと出てみたい試合のひとつだった」と胸を高鳴らせる。今週は休む考えはなかったようで、「試合があるなら出て、実戦で感覚を調整した方がいいと思った」と迷いなくタイトなスケジュールを選んだ。

憧れの舞台でどこまで通用するのか楽しみにしつつ、“世界との差”を知りたい気持ちも強い。「海外メジャーはさらにレベルが違うと思うので、いま見つかっていない課題もあると思うし、そういうものを洗い出すにはすごくいい経験になるかな。どれだけ自分ができるのか、(それとも)やられるのかっていうのがすごい楽しみ」

ともに最高の状態でメジャーの舞台に臨めるよう、まずは目の前の一戦で全力を尽くす。(福島県西郷村/安平賢太郎)

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