雨中の練習ラウンドでも多くの笑顔を見せていた森田理香子（左）

2日（金）に開幕する「ヤマハレディースオープン葛城」は、同週に海外メジャー「クラフトナビスコチャンピオンシップ」が開催されるため、横峯さくら、諸見里しのぶら昨年の賞金ランク上位5名が欠場。若手にも初優勝のチャンスが膨らむ中、プロ2年目の森田理香子への注目が高い。

森田は、開幕戦から2試合連続で初日単独首位に立つなど、大きな存在感を発揮。2日目、最終日に大きく崩れる脆さも目立ったが、順位以上に大きなインパクトを残している。

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「最終日に崩れるのはアマチュアの頃から変わっていない。これからは、（最終日に）崩れない技術と体力を身に着けたいです」と、昔からの悪癖を気にかける森田。だが、指導を受ける岡本綾子からのお咎めはなく、2週続けて初日に「67」をマークした点を褒められたという。その爆発力は、誰もが認めるところだ。

今年は開幕から3連続予選突破をし、賞金ランクは26位。2試合目から6連続予選落ちを喫した昨シーズンとは、対照的な滑り出しを見せている。今は新たな取り組みを行っており「今週は曲がるかもしれないけど・・・」と不安を口にする反面、「去年よりは、曲がっても（スコアを）作れる技術があるので頑張りたい」と、自身も成長を実感している。「最近はゴルフが楽しいんです」。その言葉を象徴するかのような、明るい笑顔を見せていた。

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