届かなかったツアー2勝目 仲村果乃と荒木優奈がプレーオフ惜敗から得た自信
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 最終日(5日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡)◇6510yd(パー72)◇晴れ(観衆3091人)
ツアー2勝目を狙った仲村果乃と荒木優奈は、ともにプレーオフに進出しながら僅差で高橋彩華に敗れた。最終日の戦いにはそれぞれに収穫があった。
2日目、3日目をボギーなしで回り首位から出た仲村は、この日も前半4番(パー3)でバーディを先行。しかし、8番ではティショットを見通しの悪い左ラフに入れ、「耐える時間」と割り切ってボギー。その後はバーディを奪い返しながらも、12番で「右にプッシュしてしまった」というティショットがペナルティエリアに入り再びスコアを落とした。
「トップの位置にいるのは自覚していた。もう1個伸ばしたら…と思いながら、ずっと回っていた」。優勝を意識しながらもスコアを伸ばしきれない中、3組前を行く高橋が最終18番(パー5)でイーグルを決めて並び、勝負はプレーオフへともつれ込んだ。
決着は2ホール目。2.5mのバーディパットを外して競り負けた。「やれることはやった」と振り返り、「すごい経験になったし、次はもっとさらに強い気持ちで挑める」と前を向いた。
一方の荒木は1打差を追って迎えた18番(パー5)でバーディを奪い、土壇場でプレーオフ進出を決めた。
1ホール目で全員がチャンスにつけたバーディパットを外して敗れたが、表情に悔いはない。「2人とも良い位置だったので、絶対に入れないとと思ったんですけど、思ったところに打てたのでそこはよかった。正直、先週までの調子を考えると、ここまで来られたのは今シーズン良くなかった中では自信になりました」。今季初の優勝争いで、確かな手応えをつかんだ。
ともに届かなかったツアー2勝目だが、優勝争いで得た感覚を持って、次戦「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(埼玉・石坂GC)でリベンジしたい。(静岡県袋井市/安平賢太郎)